平成24年11月9日(金)佐野市立西中学校(校長:加地剛)で、学級活動「10年後の私について考えよう」の中でロンドンオリンピック出場、同校の卒業生の齋川哲克社員にゲストティーチャーとして講師の依頼がありました。

 1年1組(大川淳一教諭)の生徒28名を前に冒頭「皆さんの将来に向けて今日の一言がヒントとなり役に立てば良い」との挨拶で始まりました。大川先生の進行で、生徒が現在持っている“10年後の自分“の夢をボードに貼り出した。臨床検査士・1級建築士・小説家・プロレスラー・本屋さんなど、齋川哲克自身中学では普通に大人になるとしか思っていなかったので、生徒の具体的な夢に驚いているが、現在の夢は”世界でメダルをとる”と貼りだした。

 講話では「毎日、目標を考えて過ごす。複雑でなくシンプルに考え、前向きに行動する。また、言葉・物には意味がある。中学生ならばそれをしっかり理解し、何が大切かを見極めること。ぶれない自分と、いじめや、人を馬鹿にするなどの無駄なエネルギーは、夢に向けたエネルギーに換えて、何事にも今を全力で、一生懸命生きて欲しい」と話しました。

 少年期には柔道、中学生時代には陸上部(棒高跳び)を経験し高校進学と同時にレスリングと抜群の運動神経の持ち主、中学生時代の恩師からは、好奇心旺盛・やんちゃな生徒だったとのコメントや、中学生時代の写真紹介もありました。生徒からの質問コーナーでは、「陸上からレスリングへのきっかけは」に「体が小さかったので、鍛えてカッコ良くなりたかった」や、「オリンピック出場が決まった瞬間は」「あくまでも通過点と思っていたが、とにかくうれしく決勝戦の記憶が無い」などと質問に答えていました。最後に生徒全員と記念撮影をして授業が終了しました。

 校長先生からは、「教科書では教えられない事を話してもらえた生徒たちもきっと心に残るでしょう」と、また、校長の計らいで全校生徒の教室を回り生徒たちからは歓声が上がっていた。齋川は、「オリンピックの時に母校が横断幕を掲げて応援してくれていた、西中学校にこのような形で恩返しできとても光栄に思っています。11年ぶりに訪れたが昔と変わらず懐かしかった。」と感謝を述べました。西中学校では、今日のために廊下や、階段などに“歓迎“のビラを張り、迎えてくださり、11年ぶりに給食まで用意していただきました。

 両毛ヤクルト販売株式会社は、これからもスポーツを通じ健全な精神育成に貢献できる企業であり続けます。

 

 齋川母校訪問①
11年ぶりの母校訪問!給食までいただきました!!

 

 齋川母校訪問②

 今回は教える立場となって教壇に立ちました。

 

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  最後に生徒のみんなと記念写真