9月1日(金)防災の日に際しまして、両毛ヤクルト販売では構内において防災訓練を実施しました。防災の日は、1923年関東大震災や1959年伊勢湾台風などをきっかけに、災害への備えを怠らないように1960年に制定されました。弊社では毎年防災訓練を行っており、今回は訓練用消火器(水)を使用し、火災を最小限で抑えるために消火器を使い消火訓練を行いました。訓練では、安全ピンをはずし、ホースの先端を持ち、目標に向けてレバーを握るなどの基本動作を学びました。
消火活動の注意点
①消火器で消火する際は、火柱の根元を狙って、全量を放射する。鎮火後さらにバケツなどで水をかけるなどし、再燃を防ぐ。
②屋内で粉末消火器を用いる場合は、視界が悪くなるので、いつでも避難できるように必ず背側に出入口を確保する。
③泡消火器で油火災を消す場合は、油面を圧力で掻き回さないように泡を放射する。また、消火器は1本ずつ操作するよりも数本で一気に消火する方が、より大きな消火効果が期待できる。
④一般に消火器で消火可能な火災は「天井を炎がなめる」以前の状態で、消火器で消火が困難であれば、避難し無闇に消火器に執着して脱出に遅れないようにする。
消火器の耐用年数について
おおむね8年とされています。それは、破裂などの事故原因のほとんどが設置から8年以上が経過しているためです。いざ使おうとしたときに使えなくては意味がありません。8年を経過していなくてもこまめな点検が必要です。キズや錆があるときは交換するようにしましょう。ぜひ、ご家庭・事業所などで設置している消火器の点検をしてください。消火器の設置は義務ではありませんが、万が一に備えて準備し、設置場所を把握して使い方をマスターしておきましょう。
消火器の説明を受け、実際に消火訓練を行いました!