平成22年9月7日(火) ロシア・モスクワで行われ、レスリング世界選手権(グレコローマンスタイル84kg級)に弊社所属の齋川哲克が出場しました。5月に行われたアジア選手権銀メダルの実績を持って、2度目の世界選手権に臨んだ齋川は、初戦をスロバキア代表選手を相手に(3-0,1-0)の2-0で快勝しました。続く2回戦でも国際大会で優勝経験のあるグルジア代表選手を相手に互角に試合を進めていきましたが、後半グラウンドで悔しくも敗れてしまいました。
「相手の息が上がっているのが分かったが、追い詰められなかった。課題が多く残った」と齋川。しかし、初出場の昨年は緊張しっぱなしで何をしていたか分からず敗れてしまったが、今回負けた相手も、次でアジアで齋川が破った相手に負け、「実力の差はなく、自分の頑張り次第で上位も狙える」という手応えも掴んだようでした。
この大会で、世界でも通用することを再認識できたことで、さらに強くなり2012年のロンドン五輪では、日の丸を背負って世界で大暴れしてくれることを期待したい。応援よろしくお願いします。
スロバキア代表選手に実力を発揮し快勝した(初戦)
齋川と同級生の松本選手は、同日グレコローマンスタイル60kg級
で見事銀メダルを獲得しました。これからも2人切磋
琢磨して、レスリング界を牽引していって欲しいです。